泌尿器科を受診される際の主な症状は、男女で共通するものもありますが、解剖学的な構造の違い(尿道の長さや前立腺の有無など)により、男性特有、あるいは女性に特有の現れ方をするものがあります。
以下に、男性・女性それぞれの代表的な症状と、その背景にある可能性のある疾患を詳しくまとめます。
女性の症状
女性の症状

泌尿器科を受診される際の主な症状は、男女で共通するものもありますが、解剖学的な構造の違い(尿道の長さや前立腺の有無など)により、男性特有、あるいは女性に特有の現れ方をするものがあります。
以下に、男性・女性それぞれの代表的な症状と、その背景にある可能性のある疾患を詳しくまとめます。
女性は尿道が非常に短く(約3〜4cm)、出口が肛門に近いという解剖学的な特徴から、細菌感染や筋肉の緩みに関連する症状が目立ちます。
女性が泌尿器科を訪れる最も一般的な理由です。
おしっこの終わり際にキュッとした痛みを感じる。
何度もトイレに行きたくなり、一度の量は少ない。
急性膀胱炎です。疲労や冷え、生理前後などに細菌が膀胱に侵入し、炎症を起こします。
女性の約3割が経験していると言われる症状です。
くしゃみ、咳、重い荷物を持った時に漏れる。出産や加齢で骨盤底筋が緩むことが原因です。
急に強い尿意を感じ、トイレまで我慢できずに漏れる。
過活動膀胱や骨盤底筋の筋力低下が主な原因です。
入浴中などに股の間に「ピンポン球のようなもの」を触れる、夕方になると違和感が強くなる。
「骨盤臓器脱」のサインです。膀胱や子宮を支える筋肉が緩み、臓器が下がってきてしまう状態です
左右どちらかの背中や腰に、のたうち回るような激痛が走る。吐き気を伴うこともある。
「尿管結石」の典型的な症状です。男性に多いイメージがありますが、近年は女性の罹患率も上昇しています。
性別を問わず、以下の症状がある場合は早急な受診が必要です。
痛みがなくても尿に血が混じる(無症候性全血尿)場合、膀胱がんなどの腫瘍が隠れているリスクがあります。
膀胱炎が悪化して細菌が腎臓まで達する「腎盂腎炎」の恐れがあり、重症化すると入院が必要です。
泌尿器科の診察は、多くの場合「尿検査」と「お腹の上からのエコー検査」が中心であり、最初から痛い検査や下着を脱ぐ処置をすることは稀です。気になる症状があれば、我慢せず早めにご相談ください。
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